適当なことを書くブログ(仮)

適当なことを書くつもりです。

おっさんには、青春ミステリーとか学園ミステリーとかは合わん。

「ボトルネック」米澤穂信さん読み終わりました。
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この本、青春ミステリーってことなんですが、
主人公が中三だか、高一だか(すでに定かでない)。
つらい青春の影を描いていくわけですが。


とにかく、おっさんとはかけ離れた年の主人公。
なんか、わからんのよね。
このあたりの人が主人公になっとりますと、
そんで? なに? そんなんじゃ、悲しくないよ。とか
そんなんで落ち込むなよ。とか
もっと、大変なことこれから一杯あるよ。とか
読んでるおっさんの方がもっとかわいそうだよ。とか
そんなことばっかり、考えちゃって、感情移入できない。
この小説の出来が悪いんじゃなくて、自分の選択が間違ってるくさい。


小説って、主人公に感情移入し疑似体験しながら、怖かったり、悲しかったり、うれしかったりするもんなので、あんまり今まで気にしてこなかったけど、結構その小説の主人公って大切だったんだな、とふと思ったよ。いまさら。(でもフランダースの犬は泣く)


今日わかったこと:おっさんには、青春ミステリーとか学園ミステリーとかは合わん。


そして、今日から黄泉読み出したのはこちら。
主人公、狂人だからおっさんにはちょうどイイッ!(そーだそーだとかいわないで)


ふたり狂い (ハヤカワ文庫JA)
ふたり狂い (ハヤカワ文庫JA)
著者:真梨 幸子
出版社:早川書房
カテゴリー:本